多様化する海外水インフラの課題解決に貢献

配信元:PR TIMES
投稿:2021/04/22 12:49
日水コンと業務提携契約を締結

日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO 佐藤 雅之)は、日揮グローバル株式会社(代表取締役社長執行役員 山崎 裕、以下、日揮グローバル)が、水の総合コンサルタント会社である株式会社日水コン(代表取締役社長 間山 一典、以下、日水コン)と、海外における水インフラ分野に関する業務提携契約を4月1日付で締結しましたので、お知らせいたします。


世界的な人口増加、都市化の進展に伴う水需要の高まりを背景に、地球規模で水資源の安定的な確保と有効利用に向けた機運が高まっています。加えて、環境負荷低減の観点から、官民を含め水インフラに係わる事業体に対して、水資源の確保や使用する水の有効利用において社会的責任を果たすことが求められており、再利用や無排水化(ZLD:Zero Liquid Discharge)の推進など、水インフラにおける課題は多様化しています。


本業務提携により、日水コンが有する水インフラ分野の豊富な技術的知見と、日揮グローバルが有する複数技術を束ねて最適解を導くエンジニアリング能力、海外プロジェクトを通して培ってきたプロジェクトマネジメント能力、ならびに環境負荷低減を実現する技術ソリューション能力などとシナジーを発揮し、環境適合性と経済性を両立する水インフラの実現に貢献してまいります。

今後、海外における上下水処理施設、海水淡水化設備、および工業団地の排水処理・再利用設備などを対象とし、事業化調査、事業計画立案、設計・調達・建設(EPC)および維持管理を共同で受注、遂行する予定です。


日揮グローバルは、事業計画から設計・調達・建設(EPC)、維持管理までを含めた統合的な観点に立ち、地域、顧客の多様なニーズに合致した水インフラ案件を組成、提案することにより、海外水インフラ分野への本格的な参入を目指しており、今般の日水コンとの業務提携を通じて、この活動をさらに加速させてまいります。

さらに、水処理設備を備えた工業団地や地域開発等の複合型インフラ案件に対して、事業計画段階から再生可能エネルギーとの最適統合等を含めた脱炭素化・低炭素化を実現する提案を行い、付加価値の高い複合型インフラの実現に貢献していく所存です。


<ご参考:株式会社日水コンの概要>

社名:株式会社日水コン

設立: 1959年

代表者: 代表取締役社長 間山一典

本社: 東京都新宿区西新宿6丁目22番1号

資本金:1億円(2021年3月末時点)

売上高: 205億円(2020年12月決算期)

従業員数: 約794名(2021年4月時点)

概要:
水の総合コンサルタント企業として国内外で幅広いネットワークを構築しており、世界60か国を超える国・地域において、水インフラ整備の課題解決に携わっている。水処理プラントの調査、計画、設計および施工管理に関して国内屈指の実績を持ち、水処理技術に関する豊富な知見を有する。
配信元: PR TIMES

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