NY株式市場(14日)GS決算はアナリスト予想を上回る−J.P.モルガンは時間外で軟調
14日のニューヨーク株式市場でダウ平均は続落して取引が始まりそうだ。
ニューヨーク株式市場では、主力企業の決算発表が本格化していることから、業績動向に応じた個別選別物色が商いの中心となりそう。ダウ平均は、引き続きワクチン接種に関する不安感が根強い相場環境は継続しそうだ。
取引開始前に発表された発表されたゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースの今年1−3月期の決算は、いずれもアナリスト予想を上回る好決算となった。ただ、時間外取引では両社の株価はまちまちで通常取引でも株価が明暗を分けそうだ。
取引時間中にはパウエルFRB議長をはじめ複数のFRB幹部が討論会に出席することから、金融政策をめぐる発言には細心の注意が必要となりそう。同時に日本時間15日午前3時に公表される米地区連銀経済報告では、アメリカ景気の回復基調を確認できれば相場の下支えとなりそうな一日となる。
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