東宝が3日続落、22年2月期は業績回復も材料出尽くし感◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/04/14 10:28
東宝が3日続落、22年2月期は業績回復も材料出尽くし感◇  東宝<9602.T>は一時3%超の下落で3日続落。13日の取引終了後に21年2月期決算を発表し、営業利益が224億4700万円と6割近い減益で着地した。続く22年2月期の同利益予想は前期比42.6%増の320億円と業績が回復する見通しを示したが、材料出尽くしと捉えられているようだ。

 今期は、新型コロナの影響が一定程度残ると予想されているものの、前期に公開予定だった映画作品や共同製作した話題作の配給を行う映画事業のほか、演劇事業の営業収入増加を見込んでいる。

 あわせて、上限を150万100株(発行済み株数の0.84%)とする自社株買いを実施すると発表。また、そのうちの150万株について公開買い付けを行うこともあわせて発表した。買い付け金額は1株4208円で、買い付け期間は4月14日から5月17日まで。同社の第3位株主であるエイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>が136万6428株を応募する予定。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS
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