ＳＦＰ、前期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で35％の赤字

　ＳＦＰホールディングス <3198> が4月13日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年2月期の連結最終損益を従来予想の38億円の赤字→56.5億円の赤字(前の期は14.6億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前の期末の純資産を34.5％毀損する規模となった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結最終損益も従来予想の15億円の赤字→33.5億円の赤字(前年同期は5億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言の再発出 及び期間の延長を受け、大幅な営業時間の短縮や臨時休業を実施 する中 、 計上時期の 関係 で時短協力金による利益の下支え効果が得られなかったこともあり、 売上高、営業利益、経常利益は前回発表予想を下回る 見込み となりました。　また、上記に加え、収益改善が見込めない店舗等 にかかる 減損損失 の 計上により、親会社株主に帰属する当期純利益についても、前回発表予想を大幅に下回る 見込み となりました。