新興市場銘柄ダイジェスト:ユニネクは大幅高、放電精密が大幅続伸

配信元:フィスコ
投稿:2021/04/07 16:01
<4193> ファブリカ 6410
公開価格(6000円)を15.0%上回る6900円で初値を付けた。主な事業はSMSソリューション事業や、中古車販売業務支援クラウドサービス。21年3月期の営業利益予想は前期比67.1%増の5.78億円。U−CARソリューショングループ事業で東北支店の新規開発による新規会員獲得数の増加、SMSソリューション事業で契約者数が3割近く増加したことなどで売上高が19.7%増の46.70億円と大幅増となり、増益となる見通し。第3四半期累計の営業利益は4.50億円で着地している。

<6190> PXB 629 +11
一時急伸。薬効試験の受託、ヒト肝細胞キメラマウスや新鮮ヒト肝細胞の供給も手掛ける。化学工業日報(電子版)で、遺伝子が混じり合ったキメラマウスの一種でヒトの幹細胞に近い肝臓を持つ「PXBマウス」を拡販すると報じられており、買い手掛かり材料となっているようだ。報道によると、農薬などの化学品分野でも利用拡大が見込めるとみて販路を開拓するとしている。21年3月期営業損益は3.00億円の赤字の見込み。

<2702> マクドナルド 5110 +30
3日ぶりに反発。前日に、3月の既存店売上高が前年同月比7.5%増となったことを発表している。全店売上高は同8.4%増、客数は同0.8%増、客単価は同6.6%増となった。2月の既存店売上高は同1.0%増と伸び悩みし、客数も同11.3%減と低迷していたこともあり、業績の改善を素直に好感する流れとなっているもようだ。

<3566> ユニネク 2064 +184
大幅高。作業現場や医療、飲食店向けユニフォームをネット通販しているが、6日取引終了後に、21年3月の月次業績速報を発表し、買い手掛かり材料となっているようだ。売上高は前年同月比24.0%増の4.86億円。全国的に気温が高い日が続き、春夏物の作業服、ポロシャツ等の販売が好調。また、医療制服や事務服もリピーターを中心に販売が順調に進捗した。21年12月期営業利益は前期比31.7%増の4.24億円予想。

<6469> 放電精密 827 +77
大幅続伸。21年2月期決算を発表した。昨日6日、決算期待から大幅高となったが、昨日取引終了後に発表した今期予想を好感する買いが先行している。営業損益は5.56億円の赤字。前回予想は7.42億円の赤字、前期は1.90億円の赤字だった。新型コロナの影響などで売上高が同1.8%減少した。22年2月期営業利益は3.50億円へと黒字転換予想。コロナ禍の影響を大きく受けた放電加工・表面処理の航空機エンジン部品の生産が徐々に回復する見込み。期末配当(=年間配当)は20.00円と復配予想。

<7050> フロンティアI 1922 -70
3日ぶり反落。立会外分売を22万7600株行うと発表している。分売予定期間は4月13日から4月16日、買い付け限度は顧客1名あたり5000株が上限となる。分布状況や流動性の向上が目的としている。発行済み株式の4.9%に上る株式の売り出しとなり、対象となる人物が絞られることから思惑をよんでいるもようだ。目先は需給悪化懸念により売り優勢の展開。 <ST>
配信元: フィスコ

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