ＳＭＮ、前期経常を44％上方修正

　ＳＭＮ <6185> が4月6日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の1億8000万円→2億6000万円(前の期は7億3500万円)に44.4％上方修正し、減益率が75.5％減→64.6％減に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の2000万円の黒字→4500万円の赤字(前の期は4億8300万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億6900万円→2億4900万円(前年同期は4億8100万円)に47.3％増額し、減益率が64.9％減→48.2％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高、営業利益および経常利益につきましては、主力のアドテクノロジーにおいて業績が好調に推移していることから前回発表予想を上回る見通しとなりました。しかしながら、ソフトウェアの減損損失約90百万円と繰延税金資産を約55百万円取り崩す見込みのため、親会社株主に帰属する当期純利益（損失）については、前回発表予想を下回る見通しとなりました。