明電舎が小幅続伸、中国EV用駆動製品生産拠点に新工場建設へ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/03/31 14:00
 明電舎<6508.T>が小幅に続伸している。30日の取引終了後、従来名古屋事業所内で計画していた電動車用駆動モーター・インバーター一体機の新工場の建設及び設備導入について、事業環境の変化に伴い中止し、需要拡大が見込まれる中国子会社で行うと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

 コロナ禍などの影響により、顧客である自動車メーカによる事業計画の見直しが行われていることや、将来の更なる受注確保を目指すために投資計画を見直したとしている。100%子会社の明電舎(杭州)駆動技術に約48億円を投じ、新工場建設及び設備導入を行う予定で、これにより生産能力は10万台(最大17万台)となる。22年2月に着工し、23年4月に稼働開始となる予定だ。なお、同件による21年3月期の連結業績に与える影響は軽微としている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
6508
3,720.0
(06/26)
-45.0
(-1.19%)