アスカ、上期経常を65%上方修正、通期も増額、配当も3円増額

配信元:株探
投稿:2021/03/25 15:00
 アスカ <7227> [名証2] が3月25日後場(15:00)に決算を発表。21年11月期第1四半期(20年12月-21年2月)の連結経常利益は前年同期比17.1%減の2.9億円に減った。
 しかしながら、併せて12-5月期(上期)の同利益を従来予想の2.6億円→4.3億円(前年同期は4.9億円)に65.4%上方修正し、減益率が47.0%減→12.4%減に縮小する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の8.2億円→9.1億円(前期は6.1億円)に11.0%上方修正し、増益率が33.1%増→47.7%増に拡大する見通しとなった。

 同時に、今期の年間配当を従来計画の20円→23円(前期は16円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である12-2月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の3.6%→3.4%とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  第2四半期連結業績予想につきましては、前回発表予想に対し、売上高は、自動車部品事業で国内の生産台数が回復し、部品売上高が増加するものの、ロボットシステム事業で国内及び海外工場向けの自動化システムの受注が減少する見込みとなりました。営業利益は、ロボットシステム事業で売上高の減少に伴い減少しますが、自動車部品事業で売上高の増加及び仕入率の改善により、増加する見込みとなりました。経常利益及び四半期純利益は、営業利益の増加に加え、在外子会社の外貨建債務の為替評価が前回発表予想に対し、改善することから増加する見込みです。 なお、3月19日に半導体製造会社で発生した火災による影響は、現時点では不確定要素であるため、織り込んでおりません。 通期連結業績予想につきましても上記の事由により修正いたします。

  当社は株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題として認識しており、業績に連動した成果配分を安定的に行うことを基本方針としております。本方針に従いまして、2021年11月期の期末配当金を2021年1月14日に公表しました配当予想に対し、1株3円増配し、15円としました。なお、中間配当は8円を予想しておりますので、年間配当は23円となります。(注)上記の連結業績予想及び配当予想は現時点における入手可能な情報に基づいており、実際の業績は様々な要因により予想値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
7227
1,465.0
(10:16)
-25.0
(-1.67%)