テアトル、非開示だった今期最終は赤字転落、未定だった配当は無配転落

配信元:株探
投稿:2021/03/24 15:00
 東京テアトル <9633> が3月24日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった21年3月期の業績予想は連結最終損益が24億円の赤字(前期は0.5億円の黒字)に転落する見通しと発表した。

 業績悪化に伴い、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は10円)とし、無配転落する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染拡大による影響を合理的に算定することが困難なことから未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報や予想等に基づき算定いたしましたので、公表いたします。 当社配給作品でヒット作品が生まれたものの、2度の緊急事態宣言発出や消費マインドの冷え込み等により、映像関連事業及び飲食関連事業の業績が大幅に悪化し、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上する見込みであります。

  当社は、収益状況や将来の事業展開に備えた内部留保を勘案しつつ、配当や自己株式取得などを総合的に検討の上、株主の皆様への安定的かつ継続的な利益還元に努めることを基本方針としております。 2021年3月期の期末配当につきましては未定としておりましたが、上記の通り親会社株主に帰属する当期純損失を計上する見込みであり、経営環境の回復にも時間を要することが予想されることから、2021年3月期は無配とさせていただきます。 株主の皆様には、深くお詫び申し上げますとともに、早期に復配ができるように努めてまいりますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。●役員報酬の減額 2021年3月期の業績予想及び配当予想(無配)を真摯に受け止め、本日開催の取締役会におきまして、以下のとおり役員報酬の減額を決議いたしましたのでお知らせいたします。 また監査役の協議により常勤監査役報酬の減額を決議いたしましたので、併せてお知らせいたします。(1)役員報酬減額の内容(社外取締役、社外監査役は除く) 代表取締役(1名)         月額報酬の30% 取締役常務執行役員(2名)   月額報酬の10%  取締役執行役員(1名)      月額報酬の5% 常勤監査役(1名)         月額報酬の5% 執行役員(7名)           月額報酬の5% (2)対象期間 2021年4月から2021年6月まで※上記の予想は、本資料発表時現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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