三菱UFJなどメガバンクに強弱感対立、米長期金利上昇も「特例処置終了」で米金融株安
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクは強弱感が対立し売り買い交錯となっている。米国では債券売りの動きが加速し、米10年債利回りは前週末終値ベースで1.725%まで上昇、これによる運用利ザヤの拡大期待が米国事業を展開するメガバンクの株価にはプラス材料となる。一方、前週末の米国株市場では、ゴールドマン・サックスやJPモルガンなど大手金融株が軒並み軟調な動きを強いられた。これは、FRBが銀行の自己資本比率を規制する特例措置を延長せず今月末で終了することを発表、これがネガティブ視されており、東京市場でも米金融株安の影響受けやすく足もとではやや売りに押される展開に。
出所:MINKABU PRESS
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