マザーズ先物見通し:反落、5日線の維持が争点

配信元:フィスコ
投稿:2021/03/19 08:08
本日のマザーズ先物は反落が予想される。18日の米国市場は米国とロシアの対立悪化、バイデン政権がより強硬な姿勢で臨むとされるアラスカ州での米中外交トップ会談を控えた地政学的リスクへの懸念に寄り付き後、下落。ダウは経済活動の再開期待に上昇に転じ、連日で史上最高値を更新したものの、原油価格の下落や予想外に増加した週次新規失業保険申請件数で労働市場への懸念がくすぶり引けにかけて再び下落した。長期金利の上昇がハイテクの重しとなり、ナスダックは終日軟調に推移した。
本日のマザーズ先物は、米国市場でナスダックが大幅安したことやナイトセッションが下落した流れを引き継ぎ反落でのスタートが予想される。国内では、奈良市がDX化推進で「持ち運べる市役所」の目標を掲げていると日本経済新聞社が報じている。
この報道によりAI inside<4488>など電子化関連銘柄が相場の下支え要因となることが期待される。日足チャートでは、11日からの上昇トレンドで維持していた5日線の1208.0pt近辺を維持できるかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1250.0pt、下値のメドは1180.0ptとする。
<FA>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
3,090.0
(12/26)
+20.0
(+0.65%)