アルタ・ビューティが大幅安 CEOの交代を発表=米国株個別

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/03/13 00:50
 化粧品販売のアルタ・ビューティが大幅安。11-1月期決算(第4四半期)を発表しており、既存店売上高は4.8%の減収となったものの、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、通期の見通しが1株利益、売上高とも予想を下回っている。

 市場を驚かせたのがこれまで同社を力強くけん引して来たディロンCEOが会長に就任する人事を発表したこと。新CEOにはキンベル社長が就任する。

 市場からは第4四半期の売上高と利益の上昇、そして、恐らく保守的なガイダンスは、ディロンCEOの役割が大きいとの声も聞かれた。

 現在の株価はやや割高に見えるものの、この先に期待を上回る可能性があり、キンベル新CEOのに課されたハードルは低くなっているとの指摘も聞かれた。

(11-1月・第4四半期)
・既存店売上高:-4.8%
・1株利益(調整後):3.41ドル(予想:2.31ドル)
・売上高:22億ドル(予想:20.7億ドル)
・販管費:5.14億ドル(予想:5.16億ドル)

(通期見通し)
・既存店売上高:15~17%
・1株利益(調整後):8.85~9.30ドル(予想:10.51ドル)
・売上高:72~73億ドル(予想:73.3億ドル)
・米新規開店数:差し引き40店

(NY時間10:40)
アルタ・ビューティ 312.23(-35.28 -10.15%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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