ニッパンRがカイ気配スタート、MBO発表でTOB価格1050円にサヤ寄せ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/03/12 09:12
 ニッパンレンタル<4669.T>がカイ気配スタートとなっている。11日の取引終了後、MBOの一環として、石塚春彦社長が代表取締役を務める赤城(群馬県前橋市)が同社株に対してTOBを実施すると発表しており、TOB価格1050円にサヤ寄せする格好となっている。

 株式を非公開化することで、中長期的に競争力や収益力を高めるための各施策を柔軟かつ機動的に推進するほか、少数株主に一定のプレミアムを付した金額で合理的な株式の売却の機会を提供することが狙い。買付予定数は190万7191株(下限115万650株、上限設定なし)で、買付期間は3月12日から4月22日まで。TOB成立後、ニッパンRは所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、この発表を受けて東京証券取引所は、同社株式を3月11日付で監理銘柄(確認中)に指定している。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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