はせがわ、今期経常を89%上方修正、未定だった配当は1.75円減配

配信元:株探
投稿:2021/03/11 15:30
 はせがわ <8230> が3月11日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常損益を従来予想の4億5000万円の黒字→8億5000万円の黒字(前期は9億5100万円の赤字)に88.9%上方修正した。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の8700万円の黒字→4億8700万円の黒字(前年同期は9億5500万円の赤字)に5.6倍増額した計算になる。

 同時に、従来未定としていた期末一括配当は2円(前期は3.75円)実施する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響が当初予想より限定的であり、仏壇仏具事業・墓石事業が堅調に推移したため、当初予想を上回る見込みとなりました。 営業利益・経常利益につきましては、売上増に伴う荒利益高の増加に加え、販売費及び一般管理費の効率的な費消に努めた結果、当初予想を上回る見込みとなりました。 一方で、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、本日公表の基幹システム開発中止による特別損失の計上の結果、当初予想から変更はございません(特別損失計上の詳細につきましては、本日公表の「特別損失(基幹システム開発中止による損失)の計上に関するお知らせ」をご参照ください)。

  当社グループは株主の皆様に対する利益還元を経営の重要施策の一つであると認識しております。2021年3月期の期末配当につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響を考慮し、未定としておりましたが、上記の業績予想及び財政状態等を踏まえ検討した結果、期末配当予想を1株当たり2円とすることといたしました。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴う再度の営業自粛や景気の大幅な下振れ、個人所得や雇用の悪化など、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性がございます。
配信元: 株探

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