Bガレージ、今期経常を一転26%増益に上方修正・最高益、未定だった配当は3円増配

配信元:株探
投稿:2021/03/09 15:00
 ビューティガレージ <3180> が3月9日大引け後(15:00)に決算を発表。21年4月期第3四半期累計(20年5月-21年1月)の連結経常利益は前年同期比66.6%増の7.1億円に拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の7.4億円→9.3億円(前期は7.4億円)に25.9%上方修正し、一転して25.6%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した11-4月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.8億円→5.7億円(前年同期は4.3億円)に50.4%増額し、一転して33.6%増益計算になる。

 業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当は13円(前期は10円)実施する方針とした。

 直近3ヵ月の実績である11-1月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比3.1倍の3.5億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.7%→5.8%に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2021年4月期は第2四半期末までは新型コロナウイルス感染拡大が美容サロン業界にも大きな影響を与え、当社業績にも相当程度のマイナス影響が出ることを想定しておりましたが、業界流通のデジタル化加速によるプラス影響が大きかったため、2020年12月3日に前回の業績予想の修正を発表させていただきました。 前回発表以降、商品・サービス・物流機能の拡充等による競争力の強化やWEBマーケティング施策の成果と業界流通のデジタル化が想定以上に推進されたことで、EC売上高が大きく伸長していることに加えて、M&Aにともなう新グループ会社の収益計上もあり、物販事業を中心に大幅に業績を拡大させることが出来る見込みです。 その結果、通期において前回発表予想に比べて売上高、利益ともに上回る見込みとなっております。

  当社は現況を、潜在的市場獲得機会が大きい成長加速ステージであると認識しており、創出利益を積極的に再投資することで事業規模拡大を実現し、企業価値を高めてゆくことが最大の株主還元になるものと考えております。 一方で、株主の皆さまに対する直接的な利益還元についても重要な経営課題であると考えており、配当に関しては、業績結果に連動した配分を行うことを基本方針としております。 これまで新型コロナウイルスの感染拡大影響が不明であったため、配当予想を未定としておりましたが、今回の通期業績予想の修正を踏まえ、上記方針に基づき期末配当予想を13円とすることといたしました。※上記の業績予想等に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する情報に基づいて作成しておりますが、様々な要因により実際の決算とは異なる可能性があります。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
1,620.0
(09/20)
-19.0
(-1.15%)