<動意株・5日>(前引け)=sMedio、アルチザ、新家工

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/03/05 11:38
<動意株・5日>(前引け)=sMedio、アルチザ、新家工  sMedio<3913.T>=カイ気配。4日の取引終了後、子会社タオソフトウエアが、高解像度画像を表示する処理速度を向上させる特許を取得したと発表しており、これが材料視されている。本特許は、超解像ディープラーニングを用いた、低解像度画像を高解像度画像へ変換する処理の高速化や必要メモリの改善技術に関するもの。特許の技術を使用することにより、低スペック機器においても低解像度画像を高解像度画像に変換する処理の高速化や必要メモリの改善が可能になるとしている。

 アルチザネットワークス<6778.T>=3日ぶり大幅反発。同社は4日取引終了後に、21年7月期第2四半期累計(20年8月~21年1月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比2.6倍の6億7300万円となり、通期計画7億8000万円に対する進捗率は86.3%となった。売上高は同50.9%増の22億8100万円で着地。通信事業者向けの5G対応製品の販売や基地局メーカー向けのテストサービスが好調で、主力のモバイルネットワークソリューションが大きく伸びたことなどが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。また、同日にはNTTドコモ(東京都千代田区)が2030年に向けて開発を進めている5G evolutionおよび6Gの分野における3GPP(Third Generation Partnership Project)標準化業務に協力することも発表しており、これも材料視されているようだ。

 新家工業<7305.T>=昨年来高値を更新。4日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を330億円から350億円(前期比14.7%減)へ、営業利益を1億5000万円から4億5000万円(同64.7%減)へ、純利益を7億円から9億5000万円(同34.6%増)へ上方修正した。新型コロナウイルス感染症の影響はあるものの、自動車関連や物流倉庫などの一部の分野では比較的堅調に推移していることが要因という。また、未定としていた期末配当予想を45円にすると発表した。年間配当は65円(前期65円)となる予定だ。

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出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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