米外為市場サマリー:米金利上昇を受け一時106円10銭台に上昇
24日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=105円87銭前後と前日に比べ60銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=128円83銭前後と同90銭強のユーロ高・円安だった。
新型コロナワクチンの普及や追加経済対策による米景気回復が意識されるなか、米長期金利が一時1.43%台と約1年ぶりの水準まで上昇したことで、日米金利差の拡大を手掛かりとしたドル買い・円売りが先行。この日に発表された米1月新築住宅販売件数が92万3000戸と市場予想(85万5000戸程度)を上回ったことも支援材料となり、一時106円11銭までドル高・円安が進んだ。ただ、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が下院金融サービス委員会でのオンライン公聴会で金融緩和の維持を改めて強調すると米長期金利が上昇幅を縮小するとともにドル買いの勢いが弱まり、105円80銭台に押し戻された。一方、ドイツの20年10~12月期実質国内総生産(GDP)改定値が速報値から上方修正されたことなどを背景に、ユーロは対ドルや対円で買いが優勢だった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2166ドル前後と前日に比べ0.0010ドル強のユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS
新型コロナワクチンの普及や追加経済対策による米景気回復が意識されるなか、米長期金利が一時1.43%台と約1年ぶりの水準まで上昇したことで、日米金利差の拡大を手掛かりとしたドル買い・円売りが先行。この日に発表された米1月新築住宅販売件数が92万3000戸と市場予想(85万5000戸程度)を上回ったことも支援材料となり、一時106円11銭までドル高・円安が進んだ。ただ、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が下院金融サービス委員会でのオンライン公聴会で金融緩和の維持を改めて強調すると米長期金利が上昇幅を縮小するとともにドル買いの勢いが弱まり、105円80銭台に押し戻された。一方、ドイツの20年10~12月期実質国内総生産(GDP)改定値が速報値から上方修正されたことなどを背景に、ユーロは対ドルや対円で買いが優勢だった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2166ドル前後と前日に比べ0.0010ドル強のユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS
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