ベルテクス、今期経常を28％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も40円増額

　ベルテクスコーポレーション <5290> [東証２] が2月10日大引け後(15:30)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比31.5％増の38.5億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の40億円→51億円(前期は39.5億円)に27.5％上方修正し、増益率が1.0％増→28.8％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の24.5億円→35.5億円(前年同期は26.6億円)に44.7％増額し、一転して33.8％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の50円→90円(前期は60円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比41.7％増の23.1億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の14.9％→19.9％に大幅上昇した。

株探ニュース