小田急、今期経常を赤字拡大に下方修正

配信元:株探
投稿:2021/02/10 13:15
 小田急電鉄 <9007> が2月10日後場(13:15)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は221億円の赤字(前年同期は351億円の黒字)に転落した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の331億円の赤字→385億円の赤字(前期は382億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の110億円の赤字→164億円の赤字(前年同期は133億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は1億円の赤字(前年同期は102億円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の8.2%→1.4%に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2021年3月期通期業績予想については、第3四半期までの業績を踏まえるとともに、2021年1月に発出された緊急事態宣言による鉄道や百貨店、ホテル等、各事業における利用者の減少の影響を織り込み、前回公表した業績予想を修正することとしました。 なお、実際の感染拡大の状況や消費動向等により当業績予想は大きく変動する可能性があります。今後の動向を踏まえ、当業績予想について再度修正が必要となる場合には速やかに開示します。 ※業績予想の詳細は、本日別途開示しています「2021年3月期 第3四半期 決算説明資料」をご参照ください。
配信元: 株探

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