ジオマテック<6907>は8日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.4%増の45.53億円、営業損失が1.58億円(前年同期は9.50億円の損失)、経常損失が1.47億円(同8.97億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が8.39億円(同28.84億円の損失)となった。なお、当第3四半期(20年10月-12月)の営業損益は、米国スマートフォン向けや各種電子部品向けの売上の増加により黒字転換した。
FPD用基板の売上高は前年同期比6.8%増の22.84億円となった。液晶パネル用帯電防止膜及びタッチパネル用透明導電膜は、車載向けはメーターパネルやその他表示器機のフラットパネルディスプレイ化が進んでいることから受注は堅調に推移した。スマートフォン向けは米中対立により中国スマートフォンメーカー向けで受注が大きく減少する中、第3四半期にかけて米国スマートフォン向け受注が好調に推移した。
その他の売上高は前年同期比18.6%増の22.69億円となった。カバーパネル向け反射防止・防汚膜は引き続き車載向けを中心に堅調に推移した。また、その他の薄膜製品についても多種多様な製品の販売活動に取り組んだことにより、各種電子部品向けの売上が増加した。
2021年3月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比13.2%増(前回予想比5.1%増)の61.70億円、営業損失が2.50億円、経常損失が2.20億円、親会社株主に帰属する当期純損失が9.20億円としている。
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FPD用基板の売上高は前年同期比6.8%増の22.84億円となった。液晶パネル用帯電防止膜及びタッチパネル用透明導電膜は、車載向けはメーターパネルやその他表示器機のフラットパネルディスプレイ化が進んでいることから受注は堅調に推移した。スマートフォン向けは米中対立により中国スマートフォンメーカー向けで受注が大きく減少する中、第3四半期にかけて米国スマートフォン向け受注が好調に推移した。
その他の売上高は前年同期比18.6%増の22.69億円となった。カバーパネル向け反射防止・防汚膜は引き続き車載向けを中心に堅調に推移した。また、その他の薄膜製品についても多種多様な製品の販売活動に取り組んだことにより、各種電子部品向けの売上が増加した。
2021年3月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比13.2%増(前回予想比5.1%増)の61.70億円、営業損失が2.50億円、経常損失が2.20億円、親会社株主に帰属する当期純損失が9.20億円としている。
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