ユニバンス、今期経常を赤字縮小に上方修正

　ユニバンス <7254> [東証２] が2月9日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は12.5億円の赤字(前年同期は8.9億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の18億円の赤字→4億円の赤字(前期は11.5億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の4.3億円の黒字→18.3億円の黒字(前年同期は8.6億円の赤字)に4.2倍増額した計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は9.8億円の黒字(前年同期は6.1億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-4.6％→6.9％に急改善した。

株探ニュース