新晃工業<6458>は3日、2021年1月よりSIMA(SINKO Innovative Manufacturing Of AHU)プロジェクトの第一フェーズとなる「ライン生産方式」を、同社神奈川工場にて本格稼働したと発表。
同プロジェクトは、同社がこれまで顧客の要望に応えるべく蓄積してきた様々なノウハウをデジタル化し、強みである個別受注生産方式を次世代型に進化させた、革新的な空調機生産方式の構築を目指すもの。
今回、リードタイム短縮と生産能力増強を目指し、製品組立工程に従来の「セル生産方式」に加え、「ライン生産方式」を導入。個別生産に対応するため「混合ライン生産方式」を採用し、小さな製品から大きな製品まで、同一ライン上での生産を可能とした。
ライン生産設備の導入により、対象品の組立効率は30%アップ。組立から製品検査までをライン上で行い、さらに出荷倉庫まで無人搬送車AGVで自動搬送する。
これまでマンパワーに頼っていた作業を極力機械に任せ、人間はより付加価値の高い作業に特化できる生産設備を構築した。また、製造工程の見直しや、作業パートを細分化することで、作業者が習得しなければならなかった作業項目を約 9 割削減。作業項目が減少することで各作業工程の習熟度が向上し、品質の安定化が図れる。
今後は、さらなるデジタル工場化に加え、AI による工数予測が可能な新生産計画システムや、3D-CADを利用した新設計システムの構築を進め、労働集約型からの脱却を目指すとしている。
<ST>
同プロジェクトは、同社がこれまで顧客の要望に応えるべく蓄積してきた様々なノウハウをデジタル化し、強みである個別受注生産方式を次世代型に進化させた、革新的な空調機生産方式の構築を目指すもの。
今回、リードタイム短縮と生産能力増強を目指し、製品組立工程に従来の「セル生産方式」に加え、「ライン生産方式」を導入。個別生産に対応するため「混合ライン生産方式」を採用し、小さな製品から大きな製品まで、同一ライン上での生産を可能とした。
ライン生産設備の導入により、対象品の組立効率は30%アップ。組立から製品検査までをライン上で行い、さらに出荷倉庫まで無人搬送車AGVで自動搬送する。
これまでマンパワーに頼っていた作業を極力機械に任せ、人間はより付加価値の高い作業に特化できる生産設備を構築した。また、製造工程の見直しや、作業パートを細分化することで、作業者が習得しなければならなかった作業項目を約 9 割削減。作業項目が減少することで各作業工程の習熟度が向上し、品質の安定化が図れる。
今後は、さらなるデジタル工場化に加え、AI による工数予測が可能な新生産計画システムや、3D-CADを利用した新設計システムの構築を進め、労働集約型からの脱却を目指すとしている。
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