なとり、今期経常を一転19％増益に上方修正

　なとり <2922> が2月5日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比52.9％増の27.3億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の13.4億円→19.5億円(前期は16.3億円)に45.0％上方修正し、一転して19.3％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.3億円→9.3億円(前年同期は9.4億円)に2.8倍増額し、減益率が64.7％減→0.4％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比57.3％増の17.2億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.7％→10.7％に大幅改善した。

株探ニュース