東ソー、今期経常を30％上方修正

　東ソー <4042> が2月2日後場(13:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比26.9％減の512億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の610億円→790億円(前期は859億円)に29.5％上方修正し、減益率が29.0％減→8.1％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の430億円→610億円(前年同期は441億円)に41.8％増額し、一転して38.4％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比17.8％増の332億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の13.0％→17.5％に大幅上昇した。

株探ニュース