トーカロ、今期経常を一転20％増益に上方修正・2期ぶり最高益、配当も5円増額

　トーカロ <3433> が1月29日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比23.2％増の64.7億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の68億円→82億円(前期は68.1億円)に20.6％上方修正し、一転して20.4％増益を見込み、一気に2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の26.2億円→40.2億円(前年同期は34億円)に53.3％増額し、一転して18.1％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の25円→30円(前期は25円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比24.2％増の23億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の19.0％→22.8％に上昇した。

株探ニュース