ＳＧＨＤ、今期経常を3％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額

　ＳＧホールディングス <9143> が1月29日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比33.1％増の899億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の980億円→1010億円(前期は805億円)に3.1％上方修正し、増益率が21.7％増→25.4％増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の452億円→482億円(前年同期は416億円)に6.6％増額し、増益率が8.7％増→15.9％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の51円→52円(前期は1→2の株式分割前で44円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比29.7％増の372億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の8.7％→10.4％に改善した。

株探ニュース