■業績動向
1. 2021年3月期第2四半期累計業績
ビジネス・ブレークスルー<2464>の2021年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比3.4%増の2,781百万円、営業利益が同40.0%減の99百万円、経常利益が同46.0%減の102百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同73.5%減の27百万円となった。コロナ禍による政府の緊急事態宣言発出の影響を受けて、第1四半期はバイリンガルプリスクールや集合型IT研修を主体とする子会社等の売上が落ち込んだことで、前年同四半期比13.9%減収したが、第2四半期には、コロナ禍の影響を受けた部門も含めて、グループ全体の受注が増加し、売上高は同21.3%増の1,600百万円と急回復したことで第1四半期の落ち込みをカバーし、半期ベースでも10期連続で過去最高を更新した。
一方、営業利益はリカレント教育事業で増益となったものの、プラットフォームサービス事業において、AJIS光が丘キャンパスの改装一時費用23百万円、並びに2020年4月に新規開校したAJB中野キャンパス、2021年春開校予定のAJB下目黒キャンパスの開校・準備費用77百万円を計上したことが減益要因である。なお、親会社株主に帰属する四半期純利益の減益率が大きいのは税金負担が増加したことによるものである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<EY>
1. 2021年3月期第2四半期累計業績
ビジネス・ブレークスルー<2464>の2021年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比3.4%増の2,781百万円、営業利益が同40.0%減の99百万円、経常利益が同46.0%減の102百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同73.5%減の27百万円となった。コロナ禍による政府の緊急事態宣言発出の影響を受けて、第1四半期はバイリンガルプリスクールや集合型IT研修を主体とする子会社等の売上が落ち込んだことで、前年同四半期比13.9%減収したが、第2四半期には、コロナ禍の影響を受けた部門も含めて、グループ全体の受注が増加し、売上高は同21.3%増の1,600百万円と急回復したことで第1四半期の落ち込みをカバーし、半期ベースでも10期連続で過去最高を更新した。
一方、営業利益はリカレント教育事業で増益となったものの、プラットフォームサービス事業において、AJIS光が丘キャンパスの改装一時費用23百万円、並びに2020年4月に新規開校したAJB中野キャンパス、2021年春開校予定のAJB下目黒キャンパスの開校・準備費用77百万円を計上したことが減益要因である。なお、親会社株主に帰属する四半期純利益の減益率が大きいのは税金負担が増加したことによるものである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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