データアプリ、今期経常を7.7倍上方修正、未定だった配当は43円実施

配信元:株探
投稿:2021/01/19 16:30
 データ・アプリケーション <3848> [JQ] が1月19日大引け後(16:30)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の2200万円→1億7000万円(前期は3億7000万円)に7.7倍上方修正し、減益率が94.1%減→54.1%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1300万円の赤字→1億3500万円の黒字(前年同期は2億3900万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

 業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当は43円(前期は43円)実施する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う案件の延期や凍結等があった一方、サブスクリプション型売上の伸長や期間限定ライセンスが計画を上回り、2,000 百万円となる見込みです。利益につきましては、売上高の伸長要因に加え、作業の内製化による外注費の削減、顧客動向変化に伴う旅費交通費や出張転勤費の未消化、計画していたイベントの延期等による広告宣伝費の未消化等により、営業利益は160 百万円、経常利益は170 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は117 百万円となる見込みです。なお本予想は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う2月7日までの緊急事態宣言の影響を考慮しております。

 当社は、株主に対する利益還元を重要な経営課題と認識しており、長期にわたり継続した研究開発投資を必要とする当社の事業特性から、短期的な業績指標に基づくものではなく、財務体質の強化と長期的な企業価値の向上を踏まえたものでありたいという考えのもと、株主資本配当率(DOE)の水準を勘案して配当を行うことを基本方針としております。2021 年3月期の業績見通し、財務状況等を総合的に勘案し、日頃の株主の皆様のご支援に報いるため、未定とさせて頂いておりました配当予想を1 株当たり年間43 円とさせていただきます。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、新型コロナウイルスの更なる感染拡大による社会経済活動への影響など、現時点で予測できないリスクによる影響は考慮しておりません。実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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