東レが4日ぶり反発、国内大手証券が投資評価を新規「1」目標株価830円に設定
東レ<3402.T>が大幅高で4日ぶりに反発している。SMBC日興証券が18日付で同社株を投資評価「1」、目標株価830円で新規にカバレッジを開始しており、これが好材料視されているようだ。
新型コロナウイルス感染症の影響による航空機の需要減を主因に、20年6~7月ごろは同社株について投資評価の引き下げが相次いだが、21年3月期上期決算での炭素繊維複合材料事業の赤字及び減損損失、セパレータの出荷数量の2ケタ減を経て、株式市場での期待は既に低下したと判断。一方、風力発電用途の炭素繊維については、ブレード(羽根)の大型化に起因するガラス繊維からの代替を主因に、成長が加速する局面とみており、世界的にカーボンニュートラルを志向する傾向が強まることで、風力発電機の設置が一段と増加する可能性もあるとしている。また、現在の規模は小さいが、水素自動車向けの高成長にも期待しており、エネルギー関連での出荷増はバリュエーション指標の上昇にも寄与すると見込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
新型コロナウイルス感染症の影響による航空機の需要減を主因に、20年6~7月ごろは同社株について投資評価の引き下げが相次いだが、21年3月期上期決算での炭素繊維複合材料事業の赤字及び減損損失、セパレータの出荷数量の2ケタ減を経て、株式市場での期待は既に低下したと判断。一方、風力発電用途の炭素繊維については、ブレード(羽根)の大型化に起因するガラス繊維からの代替を主因に、成長が加速する局面とみており、世界的にカーボンニュートラルを志向する傾向が強まることで、風力発電機の設置が一段と増加する可能性もあるとしている。また、現在の規模は小さいが、水素自動車向けの高成長にも期待しており、エネルギー関連での出荷増はバリュエーション指標の上昇にも寄与すると見込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
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