キャリアL、今期経常を27%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額

配信元:株探
投稿:2021/01/12 16:00
 キャリアリンク <6070> が1月12日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。21年2月期の連結経常利益を従来予想の18.3億円→23.3億円(前期は6.9億円)に27.3%上方修正し、増益率が2.7倍→3.4倍に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.9億円→9.9億円(前年同期は3.4億円)に2.0倍増額し、増益率が42.7%増→2.9倍に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の10円→15円(前期は10円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2021年2月期通期連結業績予想につきましては、第2四半期まで新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受けた製造系人材サービス事業の受注量が第3四半期以降回復してきたことや第3四半期に入り大型BPO案件を新規に受注することができたことなどから、2021年2月期通期連結の売上高は、上記のとおり前回予想(2021年2月期通期連結業績予想数値の修正「前回発表予想(A)」)より2,680百万円増加する見込みであります。 また、利益面では、上記の売上高増加及び売上総利益率の良化により売上総利益が前回予想時より399百万円増加する見込みであり、また、新規受注した大型BPO案件にかかるシステム開発を優先して取り組んだため、下期に予定していたナレッジマネジメントツールの充実やデジタルトランスフォーメーション(DX)化の推進を中心とした業務効率化のための体制整備投資の一部を来期に延期することとしたこともあり、2021年2月期通期連結累計期間の営業利益は上記のとおり前回予想より480百万円増加、経常利益は同500百万円増加、親会社株主に帰属する当期純利益は同345百万円増加する見込みであります。 (注)上記業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。

 当社は、利益還元につきましては、成長を持続させるための事業展開と経営基盤強化のために必要な内部留保を確保しつつ、経営成績並びに経営全般を総合的に判断し、適正で安定した配当を継続実施していくことを基本方針としております。 上記基本方針のもと、「上記1.」の2021年2月期通期連結業績予想数値の修正及び財務状況等経営全般を総合的に勘案し、2021年2月期の期末配当金の予想を1株当り10円から5円増配し、15円とさせていただく予定です。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
2,524.0
(11/01)
+17.0
(+0.67%)