ビットコイン、金と同価値に収束と仮定するなら14万6000ドルまで上昇の可能性も指摘される

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/01/06 04:29
 ビットコインがきょうも大幅に上昇しており、昨年からの流れが続いている。市場の一部からは、ビットコインが代替通貨として将来的に、金と同等の価値に収束すると仮定するならば、長期的に14万6000ドルまで上昇する可能性があるとの見方が出ている。民間部門の金投資の時価総額は2.7兆ドルだが、現時点のビットコインの時価総額は5750億ドル。金と匹敵するには4.7倍上昇する必要があるという。

 ただし、それには機関投資家の安定マネーが流入する必要があり、その場合、これまでのような激しい値動きは敬遠され、ボラティリティが下がる必要があるという。

 ビットコインの懐疑論者は2017年と2020年の急騰はバブルだとし、ある時点で破裂すると見ている。しかし、2020年は機関投資家からのフローも確認されており、2017年とは区別する動きであることに疑いの余地はないとしている。

NY金先物2月限(COMEX)
1オンス=1955.10(+8.50 +0.44%)

ビットコイン(ドル)
1ビットコイン=33429.02(+2391.64 +7.71%)
ビットコイン(円建・参考値)(NY時間14:10)
1ビットコイン=3431823(+245526 +7.67%)
※円はドル円相場からの計算値

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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