ペプドリ、前期経常を24％上方修正・最高益予想を上乗せ

　ペプチドリーム <4587> が1月4日大引け後(15:30)に業績修正を発表。20年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の54億円→67億円に24.1％上方修正し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常損益も従来予想の42.2億円の黒字→55.2億円の黒字(前年同期は7億円の赤字)に30.8％増額した計算になる。

　※19年12月期(6ヵ月決算)が決算期変更のため、前年同期に同じ期間がない場合は前年同期との比較を表記していません。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年12月期におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響があったものの、PDC（Peptide Drug Conjugate）に関する新規ライセンス等、活発な事業開発活動に基づく業績の着実な積み上げの結果、売上高は2020年２月に発表した期初予想を約16％上回る見通しです。また、利益に関しても、本日開示の「特別損失の計上に関するお知らせ」に記載の通り、当社が保有する固定資産に係る減損損失の発生が見込まれる一方、売上構成の変化に伴う利益率の向上や各種コストの削減等の効果も見込まれることから、営業利益、経常利益、当期純利益すべての利益項目において、2020年２月に発表した期初予想を達成する見通しです。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって異なる可能性があります。