<動意株・24日>(前引け)=アートSHD、CEHD、トランスG

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/12/24 11:32
<動意株・24日>(前引け)=アートSHD、CEHD、トランスG  アートスパークホールディングス<3663.T>=大幅続伸。23日の取引終了後、子会社セルシスのマンガ・イラスト・アニメーション制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT」の全世界における累計出荷本数が1000万本を突破したと発表しており、これが好感されている。「CLIP STUDIO PAINT」は、自然でリアルなタッチのペンツール、多彩なペイント表現が可能な筆ツールなどの作画、彩色ツールに加えて、イラスト制作やカラー・モノクロマンガ制作の全工程をカバーする各種機能、アニメーション制作機能を搭載しているソフト。12年5月に販売を開始して以降、順調に出荷本数を伸ばし、20年12月には従来のWindows、macOS、iPad、iPhone、Galaxy版に加え、Android、Chromebook版を全世界に向けてリリースしたこともあり、今回累計出荷本数1000万本を突破した。

 CEホールディングス<4320.T>=続急伸。23日の取引終了後、電子カルテシステムを手掛ける子会社シーエスアイがイーエムシステムズ<4820.T>と、病院と保険薬局のEHR(電子健康記録)連携サービスの提供を開始すると発表しており、これを好感する買いが入っている。EHR連携サービスはシーエスアイとEMシステムズのデータセンター間通信により、処方箋情報を保険薬局へ、調剤実施情報を病院へ提供し、病院・保険薬局の業務効率化につなげるという。21年1月から福岡県の大牟田天領病院と周辺保険薬局で運用を始める予定だ。なお、EMシステムの株価も上昇している。

 トランスジェニック<2342.T>=カイ気配。23日の取引終了後、子会社の医化学創薬が、新型コロナウイルスの表面にあるスパイクタンパク質に結合する抗体の取得に成功したと発表しており、これが好材料視されている。同抗体は、医化学創薬が進める感染症に対する簡易検査キット及び治療用抗体の開発プロジェクトの開発パイプライン第1弾で、診断薬メーカーや製薬企業における新型コロナウイルスの簡易診断キット開発や治療薬開発に貢献することが想定される。また、イギリスなどで報告されている新型コロナ変異種の変異箇所には該当しないため、この変異の影響を受けないとしている。なお、取得抗体群の一部については21年1月下旬に販売を開始する。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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