パシフィックネット <3021> [東証2] が12月18日大引け後(15:30)に非開示だった業績見通しを発表。21年5月期第2四半期累計(6-11月)の業績予想は連結経常利益が前年同期比70.7%増の3.5億円を見込み、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しと発表した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
12月8日付「当社グループ全従業員に対する、特別賞与等の支給決定のお知らせ」でご報告しましたとおり、第2四半期(9~11月)は、特別賞与等による追加コスト約36百万円を計上しても、過去最高益だった第1四半期を上回り、四半期実績・半期実績とも過去最高を更新する見込みです。セグメント別では以下の通りです。まず、ITサブスクリプション事業についてです。情報機器の中長期レンタルはコロナ禍により商談が長期化傾向となっておりますが、ストック型(積み上げ型)の収益特性から、月額レンタル料収入(サブスクリプション売上高)は着実に増加しました。短期レンタルはテレワーク需要等により前期を上回って推移しました。ITサービスは、情報機器管理のアウトソースサービスや、Microsoft365等のサブスクリプションの受注が拡大いたしました。加えて、大企業を中心に導入が今後加速すると想定され、かつ当社グループが日本トップレベルの技術力と構築実績を有する「Autopilot/Intune(※)」等の新技術の商談・受注が増加しております。※:Autopilot/Intune(正式名称は、Windows Autopilot/Microsoft Intune)Microsoft社が提供するクラウドサービスの新技術。法人等で新品PCを社内配布する際、事前に自社のセキュリティポリシーに合わせたWindows基本設定、ネットワーク設定、業務用アプリケーションインストールなどが必要であり、情報システム部門に相当な負荷がかかっていました。Autopilotは、利用者が新品PCを起動した際に、この設定作業をクラウド経由で自動的に実行する「ゼロタッチ」ソリューションであり、大企業中心に導入や検討が始まっています。また、Intuneは、社内使用のすべての情報機器やアプリケーションを一元的に管理・制御するクラウドサービスで、Autopilotと組み合わせることで、情報システム部門の手間を大幅削減しながら、テレワークや働き方改革で大きな課題となっているセキュリティ強化やモバイル機器の制御が可能となります。この技術力を有するエンジニアは世界的にも日本でも極めて少ない状況にありますが、当社は大企業案件での構築実績、導入支援やエンジニア教育実績を豊富に有しており、技術力・ノウハウはトップクラスです。 ITAD事業については、第1四半期は減収・減益でしたが、データ消去サービスの好調な受注、リユース販売強化、社内DX(業務IT化等)などの収益性向上策が寄与し、第2四半期会計期間は増収・増益となり、累計では若干の減収なるも2桁以上の増益となる見込みです。コミュニケーション・デバイス事業については、観光需要の影響を受けたものの、日本旅行業協会のコロナ対策ガイドラインにガイドレシーバーが推奨されたこと、観光需要が復活傾向にあることから、のれん償却費控除前の単体利益では黒字を確保し、のれん償却費控除後であるセグメント損益では小幅な営業損失にとどまる見込みです。コスト面では、IT人材拡充、レンタル資産拡大、基幹システム投資、社内DX(業務IT化)等の戦略投資を引き続き行いましたが、増加分は収益拡大と生産性向上でカバーしております。
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会社側からの【修正の理由】
12月8日付「当社グループ全従業員に対する、特別賞与等の支給決定のお知らせ」でご報告しましたとおり、第2四半期(9~11月)は、特別賞与等による追加コスト約36百万円を計上しても、過去最高益だった第1四半期を上回り、四半期実績・半期実績とも過去最高を更新する見込みです。セグメント別では以下の通りです。まず、ITサブスクリプション事業についてです。情報機器の中長期レンタルはコロナ禍により商談が長期化傾向となっておりますが、ストック型(積み上げ型)の収益特性から、月額レンタル料収入(サブスクリプション売上高)は着実に増加しました。短期レンタルはテレワーク需要等により前期を上回って推移しました。ITサービスは、情報機器管理のアウトソースサービスや、Microsoft365等のサブスクリプションの受注が拡大いたしました。加えて、大企業を中心に導入が今後加速すると想定され、かつ当社グループが日本トップレベルの技術力と構築実績を有する「Autopilot/Intune(※)」等の新技術の商談・受注が増加しております。※:Autopilot/Intune(正式名称は、Windows Autopilot/Microsoft Intune)Microsoft社が提供するクラウドサービスの新技術。法人等で新品PCを社内配布する際、事前に自社のセキュリティポリシーに合わせたWindows基本設定、ネットワーク設定、業務用アプリケーションインストールなどが必要であり、情報システム部門に相当な負荷がかかっていました。Autopilotは、利用者が新品PCを起動した際に、この設定作業をクラウド経由で自動的に実行する「ゼロタッチ」ソリューションであり、大企業中心に導入や検討が始まっています。また、Intuneは、社内使用のすべての情報機器やアプリケーションを一元的に管理・制御するクラウドサービスで、Autopilotと組み合わせることで、情報システム部門の手間を大幅削減しながら、テレワークや働き方改革で大きな課題となっているセキュリティ強化やモバイル機器の制御が可能となります。この技術力を有するエンジニアは世界的にも日本でも極めて少ない状況にありますが、当社は大企業案件での構築実績、導入支援やエンジニア教育実績を豊富に有しており、技術力・ノウハウはトップクラスです。 ITAD事業については、第1四半期は減収・減益でしたが、データ消去サービスの好調な受注、リユース販売強化、社内DX(業務IT化等)などの収益性向上策が寄与し、第2四半期会計期間は増収・増益となり、累計では若干の減収なるも2桁以上の増益となる見込みです。コミュニケーション・デバイス事業については、観光需要の影響を受けたものの、日本旅行業協会のコロナ対策ガイドラインにガイドレシーバーが推奨されたこと、観光需要が復活傾向にあることから、のれん償却費控除前の単体利益では黒字を確保し、のれん償却費控除後であるセグメント損益では小幅な営業損失にとどまる見込みです。コスト面では、IT人材拡充、レンタル資産拡大、基幹システム投資、社内DX(業務IT化)等の戦略投資を引き続き行いましたが、増加分は収益拡大と生産性向上でカバーしております。
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