決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … ビジョナリー、土屋ＨＤ、オービス (12月15日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の12月14日から15日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　土屋ＨＤ <1840>
　20年10月期の連結経常損益は4.3億円の赤字(前の期は4.3億円の黒字)に転落したが、従来予想の5.6億円の赤字を上振れて着地。

★No.2　ビジョナリー <9263>
　21年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期比11倍の6億4300万円に急拡大し、通期計画の6500万円の赤字をすでに上回った。

★No.3　リーガル不 <3497>
　21年7月期第1四半期(8-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比12倍の7100万円に急拡大し、通期計画の2億9000万円に対する進捗率は前年同期の1.0％を上回る24.5％に達した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<1840> 土屋ＨＤ 　　　東２ 　 +38.35 　 12/15　本決算　　　　黒転
<9263> ビジョナリー 　ＪＱ 　 +27.54 　 12/15　　上期　　　954.10
<3497> リーガル不 　　東Ｍ　　 +7.75 　 12/15　　　1Q　　 1083.33
<3075> 銚子丸 　　　　ＪＱ　　 +1.60 　 12/15　　上期　　　 34.15
<7827> オービス 　　　ＪＱ　　 +1.12 　 12/15　本決算　　　 22.14

<5971> 共和工業 　　　ＪＱ　　 +0.79 　 12/15　　上期　　　-37.40

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース