決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … 大塚家具、メディアＳ、神島化 (12月4日～10日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から11日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　サンオータス <7623>
　21年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常損益は7600万円の黒字(前年同期は5300万円の赤字)に浮上し、通期計画の1億円に対する進捗率は76.0％となった。

★No.2　メディアＳ <4824>
　21年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の8500万円に急拡大し、8-1月期(上期)計画の3300万円に対する進捗率が257.6％とすでに上回り、さらに5年平均の70.7％も超えた。

★No.3　神島化 <4026>
　21年4月期第2四半期累計(5-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比25.9％増の5.9億円に伸びた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7623> サンオータス 　ＪＱ 　 +25.22 　 12/10　　上期　　　　黒転
<4824> メディアＳ 　　東Ｍ 　 +18.32 　 12/ 7　　　1Q　　　183.33
<4026> 神島化 　　　　東２ 　 +14.68 　 12/10　　上期　　　 25.95
<2923> サトウ食品 　　東２ 　 +10.04 　 12/ 9　　上期　　　　黒転
<8186> 大塚家具 　　　ＪＱ　　 +2.15 　 12/10　　上期　　　　　－

<3070> アマガサ 　　　ＪＱ　　 +1.99 　 12/10　　　3Q　　　　赤拡
<7804> Ｂ＆Ｐ 　　　　東Ｍ　　 +1.83 　 12/ 9　本決算　　　 24.64
<2751> テンポスＨＤ 　ＪＱ　　 +0.72 　 12/10　　上期　　　-71.09
<7435> ナ・デックス 　ＪＱ　　 +0.61 　 12/ 7　　上期　　　-18.37

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース