ミロク、前期経常を25%上方修正

配信元:株探
投稿:2020/12/08 15:30
 ミロク <7983> [東証2] が12月8日大引け後(15:30)に業績修正を発表。20年10月期の連結経常利益を従来予想の6億円→7.5億円(前の期は12.6億円)に25.0%上方修正し、減益率が52.7%減→40.9%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結経常利益も従来予想の0.7億円→2.2億円(前年同期は5億円)に3.0倍増額し、減益率が85.0%減→55.5%減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  猟銃事業につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、主力製品である上下二連銃において下期に取引先から大幅なキャンセルが発生しましたが、ボルトアクションライフルは堅調に推移しており販売計画をやや上回る見通しであります。以上の結果、売上高7,400百万円(前期比9.3%減)、営業利益390百万円(前期比44.0%減)となる見込みであります。 工作機械事業につきましては、機械部門は通期計画台数の受注確保により堅調に推移しました。ツール・加工部門は新型コロナウイルス感染症拡大から製造業の投資意欲低迷により大きく影響を受けると想定しておりましたが、一過性の受注などがあり前回予想を上回る見込みであります。以上の結果、売上高2,400百万円(前期比21.2%減)、営業利益420百万円(前期比41.2%減)となる見込みであります。 自動車関連事業につきましては、世界的な需要の低下に伴い海外生産車向け製品を中心に受注は一時減少しましたが、その後の自動車業界の生産の回復により当社の受注も回復するとともに、付加価値の高い純木製ステアリングハンドル等の受注が増加しました。以上の結果、売上高3,950百万円(前期比5.2%減)、営業利益2百万円(前期比57.7%減)となる見込みであります。なお、自動車関連事業は事業母体である持分法適用関連会社の(株)ミロクテクノウッドを中核としており、これにより持分法投資利益が計画を上回る見込みであります。 これらの要因により、通期業績予想を上記の通り修正いたします。※上記予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後の様々な要因によって予想値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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