NY株式市場(3日)ダウ平均は再び3万ドルの大台付近でもみ合いか⁈−明日の雇用統計に注目
3日のニューヨーク株式市場でダウ平均は買い戻し先行で取引が始まりそうだ。前日の取引で午後にかけて持ち直した流れを踏襲して再び3万ドルの大台を挟んでもみ合いそうだ。
取引開始前に発表された週間ベースの新規失業保険申請件数は、71.2万人と市場予想(77.5万人)を下回る内容となった。4日の雇用統計(NFP市場予想:46.9万人増)を控えたニューヨーク株式市場では、雇用情勢の落ち着きがひとまず前向きに評価されよう。
個別銘柄では、ダウ構成銘柄のボーイングが注目されよう。アメリカン航空が、ボーイング「737MAX」の通常運航を29日から再開することが明らかになったことから、時間外取引で堅調に推移しており、ダウ平均の押し上げに寄与しそうだ。
ただ、朝方の買い一巡後は、4日午前0時に発表される11月ISM非製造業指数(予想:56.0)や明日の雇用統計を見極めたいとの姿勢から徐々に様子見ムードも広まりやすい相場環境に移行しそうな1日となる。
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