■業績動向
1. 2021年3月期第2四半期の業績概要
TOKAIホールディングス<3167>の2021年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比3.4%減の89,836百万円、営業利益が同0.9%減の5,452百万円、経常利益が同1.9%減の5,499百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同6.1%減の3,279百万円となった。
売上高は、継続取引顧客件数の増加(前年同期比124千件増の3,042千件)や法人向け情報通信事業の拡大等による増収があったものの、ガスの仕入価格下落に伴う販売価格の低下や、コロナ禍における営業活動の遅れが影響し、若干の減収となった。利益面では、一部の事業においてコロナ禍の影響を受けたものの、顧客件数増加に伴う月次課金件数増加等による増益や、法人向け情報通信事業の増益、LPガス事業の利幅改善による増益等でカバーし、前年同期並みの水準を確保した。社内計画に対してもコロナ禍の影響を強く受けた建築設備不動産事業や婚礼催事事業を除いておおむね計画を上回って推移し、営業利益は全体で計画を数億円程度上回ったものと見られる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<EY>
1. 2021年3月期第2四半期の業績概要
TOKAIホールディングス<3167>の2021年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比3.4%減の89,836百万円、営業利益が同0.9%減の5,452百万円、経常利益が同1.9%減の5,499百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同6.1%減の3,279百万円となった。
売上高は、継続取引顧客件数の増加(前年同期比124千件増の3,042千件)や法人向け情報通信事業の拡大等による増収があったものの、ガスの仕入価格下落に伴う販売価格の低下や、コロナ禍における営業活動の遅れが影響し、若干の減収となった。利益面では、一部の事業においてコロナ禍の影響を受けたものの、顧客件数増加に伴う月次課金件数増加等による増益や、法人向け情報通信事業の増益、LPガス事業の利幅改善による増益等でカバーし、前年同期並みの水準を確保した。社内計画に対してもコロナ禍の影響を強く受けた建築設備不動産事業や婚礼催事事業を除いておおむね計画を上回って推移し、営業利益は全体で計画を数億円程度上回ったものと見られる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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