ながの東急、非開示だった今期最終は赤字拡大、未定だった配当は無配継続

配信元:株探
投稿:2020/12/02 15:00
 ながの東急百貨店 <9829> [JQ] が12月2日大引け後(15:00)に決算を発表。21年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結最終損益は4億2100万円の赤字(前年同期は6100万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
 併せて、非開示だった通期の業績予想は連結最終損益が4億1800万円の赤字(前期は500万円の赤字)に赤字幅が拡大する見通しを示した。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した11-1月期(4Q)の連結最終利益は前年同期比94.6%減の300万円に大きく落ち込む計算になる。

 同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は無配)とし、無配継続する方針とした。

 直近3ヵ月の実績である8-10月期(3Q)の連結最終損益は9400万円の赤字(前年同期は5500万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-1.5%→-2.7%に悪化した。

株探ニュース
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