アジア株 まちまち、上昇のあと一部市場は利益確定の売りに押される

著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/11/25 17:53
アジア株 まちまち、上昇のあと一部市場は利益確定の売りに押される

東京時間17:42現在
香港ハンセン指数   26669.75(+81.55 +0.31%)
中国上海総合指数  3362.33(-40.50 -1.19%)
台湾加権指数     13738.83(-68.30 -0.49%)
韓国総合株価指数  2601.54(-16.22 -0.62%)
豪ASX200指数    6683.33(+39.27 +0.59%)
インドSENSEX30種  44173.21(-349.81 -0.79%)

 25日のアジア太平洋株式市場はまちまち。前日の米国株はバイデン次期大統領への政権移行が順調に進むとの見通しや新型コロナウイルスのワクチンの実用化への期待感などから買いが広がった。米株高を背景にアジア株は午前中は買い優勢で推移した。その後、米国株価指数先物が時間外取引で上げ幅を大きく縮小したことなどから、アジア株でも多くの市場が利益確定の売りに押されて、マイナス圏に転じる市場もみられた。

 中国大陸市場で上海総合指数は大幅続落。酒造会社の貴州茅臺酒、調味料メーカーの佛山市海天調味食品、化学品メーカーの万華化学集団、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、ワインメーカーの山西杏花村汾酒廠が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小幅続伸。世界的金融グループのHSBCホールディングス、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)が買われる一方で、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が売られた。
   
 豪ASX200指数は続伸。石油・ガス会社のウッドサイド・ペトロリアム、石油・ガス会社のオリジン・エナジー、銀行大手のウエストパック銀行、投資銀行のマッコーリー・グループ、資源・鉱山会社のBHPグループ、鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループが買われた。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

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