ＧＭＯペパボ、今期最終を一転39％増益に上方修正・最高益、配当も20円増額

　ＧＭＯペパボ <3633> [東証２] が11月20日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。20年12月期の連結最終利益を従来予想の5.4億円→7.5億円(前期は5.4億円)に39.3％上方修正し、一転して39.3％増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益も従来予想の1.4億円→3.6億円(前年同期は1.4億円)に2.4倍増額し、増益率が5.0％増→2.6倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の52.5円→72.5円(前期は65円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、本日公表いたしました「投資有価証券売却に伴う特別利益の計上（見込み）に関するお知らせ」に記載のとおり、投資有価証券売却益が発生する見込みとなったため、修正いたします。

　当社では、株主への適正な利益還元が重要な経営課題であることを認識しております。そのため、事業の成長に基づく中長期的な株式価値向上とともに、業績に連動した配当（配当性向 50％）を目標とする基本方針を掲げております。 したがって、今回の通期連結業績予想の修正に伴い、当期の期末配当予想を１株当たり 72.50円（前回予想から 20.00 円の増配）と することといたしました。