<動意株・17日>(前引け)=新都HD、UMCエレ、市光工

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/11/17 11:33
<動意株・17日>(前引け)=新都HD、UMCエレ、市光工  新都ホールディングス<2776.T>=急伸。同社は16日、医用画像情報管理や在宅医療システムなどの開発販売を手掛けるView Send ICT(東京都豊島区)と業務提携に関する基本契約を結んだと発表。これが材料視されているようだ。この契約は、業務提携を前提としたフレームワークで、具体的な提携分野としては同社が今後推進していく予定の中華圏をターゲットとする遠隔医療、健康診断の斡旋、健康管理顧問、病院や専門医の紹介などに関連する事業を中核とする方針。なお、両社の具体的な権利及び義務については今後締結する契約で詳細に定めるとしている。

 ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615.T>=上げ足早め、一気に300円台後半へ。同社は車載やOA機器向けを中心とする電気機器の受託製造会社だが、足もとの業績は改善色が強い。16日取引終了後に発表した20年4~9月期決算は営業損益が7100万円の黒字(前年同期実績は5億7000万円の損失)と赤字から脱却した。特に7~9月期で見た場合は4億6200万円の黒字と回復が鮮明となっている。株価は300円台と値ごろ感もあり、これを手掛かり材料に投資資金が集中する格好となった。

 市光工業<7244.T>=大幅高で3日続伸。16日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、売上高を1100億円から1110億円(前期比16.6%減)へ、営業利益を10億円から15億円(同76.7%減)へ、純利益を4億円から11億円(同78.9%減)へ上方修正したことが好感されている。日本の自動車生産台数の減少幅が縮小するなど下げ止まりの傾向がみられ、足もとの収支状況が改善していることや、第3四半期に営業外収益に計上した投資有価証券売却益6億7500万円などを考慮したという。なお、第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高793億8800万円(前年同期比20.8%減)、営業利益4億5000万円(同91.8%減)、純利益3億2500万円(同91.5%減)だった。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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