第一カッタが大幅高、主力の切断・穿孔工事が牽引し第1四半期営業利益は40%増

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/11/16 10:09
 第一カッター興業<1716.T>が大幅高で3日続伸している。前週末13日の取引終了後に発表した第1四半期(7~9月)連結決算が、売上高46億1000万円(前年同期比16.5%増)、営業利益5億8800万円(同40.4%増)、純利益3億5400万円(同24.9%増)と大幅な営業増益となったことが好感されている。

 主力の切断・穿孔工事事業で、高速道路・橋梁改修工事の受注が増加したことが業績を牽引した。また、ビルメンテナンス事業で新型コロナウイルス感染症の影響で施工が延期された案件が今第1四半期にずれ込んだほか、リユース・リサイクル事業で利益率の高い大口顧客の獲得が増加したことも寄与した。

 なお、21年6月期通期業績予想は、売上高168億6000万円(前期比3.3%減)、営業利益18億8800万円(同17.8%減)、純利益11億6000万円(同23.8%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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