新興市場銘柄ダイジェスト:アクトコールはストップ安、日本リビング保証が大幅に続伸

配信元:フィスコ
投稿:2020/11/12 16:46
<4488> AIinside 78600 +10000
ストップ高。21年3月期の営業利益を従来予想の10.35億円から18.60億円(前期実績4.32億円)に上方修正している。代理店による「DX Suite Lite」OEM版の新規開拓が伸びた。企業で給付金などの申請書や各種帳票の読取が推進され、「DX Suite」クラウド版が堅調に推移したことも利益を押し上げる見込み。第2四半期累計(20年4-9月)は前年同期比464.9%増の10.11億円で着地した。

<8298> ファミリー 387 +20
一時ストップ高。未定としていた21年3月期の営業利益予想を前期比15.1%増の6.60億円と発表している。個人消費が徐々に回復し、新型プジョー208やプジョーSUV2008、ジープ車の販売好調が継続すると見込む。第2四半期累計(20年4-9月)は前年同期比20.6%減の2.80億円で着地した。車両販売関連事業が順調に推移し、52.3%減の0.74億円にとどまった第1四半期(20年4-6月)から改善した。

<7183> あんしん保証 426 +16
年初来高値。21年3月期第2四半期累計(20年4-9月)の営業利益を前年同期比134.6%増の3.21億円と発表している。営業活動やカウンセリング機能の強化に加え、営業収益の伸び(16.4%増)に対して営業費用を5.5%増に抑制できたことから大幅な増益となった。通期予想は前期比3.5%減の3.70億円で据え置いた。進捗率は86.8%に達しており、会社計画を上回って着地するとの期待から買いが入っている。

<6064> アクトコール 1043 -293
ストップ安。21年9月期の営業利益予想を7.87億円と発表している。前期比増減率は非開示。住生活関連総合アウトソーシング事業で会員拡大を図るほか、決済ソリューション事業で家賃収納代行サービスの導入先獲得を推進する。20年9月期(決算期変更で10カ月の変則決算)は7.53億円で着地しており、12カ月換算との単純比較では減益見通しとなるほか、前日に急伸した反動で売りがかさんでいるようだ。

<4478> フリー 8500 +630
大幅に3日ぶり反発。21年6月期第1四半期(20年7-9月)の営業損益を2.72億円の赤字(前年同期は4.86億円の赤字)と発表している。調整後営業利益は2.69億円の赤字(同3.95億円の赤字)。ダイレクトセールスの組織拡大や金融機関などとの連携を強化したほか、主要サービスの機能改善などが奏功し、赤字が縮小した。通期予想は営業利益が非開示、調整後営業利益は22.12億円の赤字で据え置いた。

<7320> 日本リビング保証 1779 +228
大幅に続伸。21年6月期の営業利益を従来予想の2.28億円から3.10億円(前期実績2.04億円)に上方修正している。第2四半期累計(20年7-12月)期間中に保証サービス契約が伸長したことに加え、検査補修サービスの回復やBPO事業で大口案件を受注したことから利益が拡大する見通し。第1四半期(20年7-9月)は前年同期比26.3%減の0.70億円で着地している。 <ST>
配信元: フィスコ

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