ＮＩＳＳＨＡ、今期税引き前を4.4倍上方修正

　ＮＩＳＳＨＡ <7915> が11月11日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結税引き前損益は32.6億円の黒字(前年同期は1.2億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の12億円の黒字→53億円の黒字(前期は166億円の赤字)に4.4倍上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結税引き前損益も従来予想の23.5億円の黒字→64.5億円の黒字(前年同期は99億円の赤字)に2.7倍増額した計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結税引き前利益は前年同期比33.1％減の44.1億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の13.1％→8.7％に大幅低下した。

株探ニュース