中央化学、今期経常を70%上方修正

配信元:株探
投稿:2020/11/10 15:30
 中央化学 <7895> [JQ] が11月10日大引け後(15:30)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比3.6倍の11億円に急拡大し、従来予想の4億円を上回って着地。
 併せて、通期の同利益を従来予想の10億円→17億円(前期は7.5億円)に70.0%上方修正し、増益率が33.2%増→2.3倍に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比34.6%増の5.9億円に拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比6.3倍の6.5億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.1%→5.7%に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)第2 四半期累計業績予想と実績との差異 当第2 四半期連結累計期間の業績は、国内では、コロナ禍でのライフスタイルの変化から、テレワークの普及、学校教育のオンライン化等で巣籠り生活が広まり、テイクアウト、フードデリバリー等中食・内食向け需要が急増しましたが、イベント、外食、観光、インバウンド等向け需要の落ち込みが大きく、売上高は当初予想を下回りました。一方で、原材料価格の下落、業務効率化の推進等により、経常利益、四半期純利益ともに当初予想を上回る結果となりました。 中国でも、経済活動全般に制限があったものの安定操業を継続し、国内同様巣籠り需要の拡大、原材料価格下落等により、業績は堅調に推移しました。この結果、売上高は当初予想を下回ったものの、各利益項目とも、当初予想を上回る結果となりました。(2)通期業績予想 今後の事業環境については、新型コロナウイルス感染再拡大、日本経済・世界経済の先行き等不透明要因が想定されるものの、下期については、先に発表した数値の通りで推移すると予想しております。以上を踏まえ、2021 年3 月期の通期連結業績予想を上記の通り修正いたします。(注) 上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因によって上記の予想とは異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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