ロランドＤＧ、今期経常を一転黒字に上方修正

　ローランド　ディー．ジー． <6789> が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。20年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常損益は4.4億円の赤字(前年同期は21.8億円の黒字)に転落した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の14億円の赤字→1.7億円の黒字(前期は26.4億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1.8億円の赤字→13.8億円の黒字(前年同期は11.6億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、19.1％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比9.9％増の7.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の7.5％→8.5％に改善した。

株探ニュース