HUグループ、今期営業を11%上方修正

配信元:株探
投稿:2020/11/10 12:00
 H.U.グループホールディングス <4544> が11月10日昼(12:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業利益は前年同期比41.5%増の81.4億円に拡大し、従来予想の70億円を上回って着地。
 併せて、通期の同利益を従来予想の162億円→180億円(前期は99.3億円)に10.8%上方修正し、増益率が63.5%増→81.1%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結営業利益は前年同期比2.4倍の98.5億円に急拡大する計算になる。

 同時に、今期の年間配当は引き続き未定とした。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結営業利益は前年同期比2.6倍の70.2億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.6%→12.8%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2021年3月期通期連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症関連検査の受託動向および高感度抗原検査試薬/迅速抗原検査キットの業績への影響を精緻に予測することが困難であります。そのため、現時点で予測できる範囲の業績影響要因を一定程度織り込んだ上で、引き続きレンジ形式による開示といたします。売上高については、患者さまの一定の受診抑制や手術数の減少等による影響が継続する可能性を想定し、前回公表した予想を据え置くことといたしました。一方、営業利益については、国内におけるPCR検査や高感度抗原検査試薬/迅速抗原検査キットを含めた新型コロナウイルス関連検査の動向や、海外における高感度抗原検査試薬の需要が一部顕在化してきた状況を勘案し、上方修正いたします。前回まで未定としていた経常利益、親会社株主に帰属する当期純損益につきましては、当第2四半期連結累計期間の業績を踏まえ、現時点で予測できる業績影響要因を一定程度織り込んだ上で開示いたします。配当予想について本日発表した「剰余金の配当(中間)のお知らせ」でもご案内の通り、期末配当予想については引き続き未定とさせていただきます。※上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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