広済堂、非開示だった今期経常は46%減益へ

配信元:株探
投稿:2020/11/09 14:45
 廣済堂 <7868> が11月9日後場(14:45)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比65.4%減の1.8億円に大きく落ち込んだ。
 併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比45.7%減の12億円に落ち込む見通しを示した。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比39.3%減の10.1億円に落ち込む計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比44.1%減の1.7億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の4.0%→1.5%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2021年3月期通期連結業績予想につきましては、依然として新型コロナウイルス感染症の影響が続いておりますが、国内外の経済活動再開により緩やかながら回復基調にあり、当社の第2四半期業績を踏まえ、当社事業が属する市場環境等について、現時点で入手可能な情報等に基づき業績予想を合理的に算定することが可能と判断し、公表することといたしました。なお、配当予想に変更はございません。また、2020年5月15日に公表した新中期経営計画に沿って、コア事業の競争力強化および再構築、事業ポートフォリオの見直し、業態・組織変革の実施、経営管理体制の強化を図り、着実な利益の確保を目指す施策を進めており、各施策の実行に伴い2021年3月期に発生が見込まれる特別損失は本業績予想に反映しております。【業績予想の前提条件】2021年3月期は、依然として新型コロナウイルス感染症の収束は見通せないものの、政府や自治体の様々な経済支援策もあり、消費動向や求人需要は徐々に回復の方向にありますが、少なくとも今年度中は当社グループの事業にも影響が残ることを前提として、連結業績予想を算定いたしました。※上記の業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績は様々な要因によって業績予想数値と異なる場合があります。 今後、開示すべき重要な事項が発生した場合には、速やかに業績への影響をお知らせいたします。
配信元: 株探

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